昨年の優勝者ということで、多くのメディアのインタビューに忙しそうに応えている。注目度は高いが、プレッシャーはないといい「逆に注目されて応援された方が、選手としてはありがたい。幸せなことなので、ベストを尽くし、うまく期待に応えたい」と抱負を述べた。
市街地コースのロングビーチは、追い抜く個所が少なく、予選の好位置が優勝への道だ。予選の目標は「2列目(4位)までに付けたい。少なくとも3列目(6位)までにいないと優勝に絡めないと思う」と、昨年予選4位からの優勝の再現を狙う。佐藤によると、抜きどころは「ターン1、ターン9、そしてうまくいけばターン10でも抜くことができる。この3ポイントがおもしろい」と、アグレッシブさが定評の佐藤が見せ場を作る。
優勝の鍵を握るソフトまたはハードのタイヤチョイスは、練習と予選走行からデータを集めるという。また、決勝当日の路面温度から最終的に判断し、ピットストップは2回を予定。「長いレース(約157マイル)なので、ピットストップなどの戦略をうまく立て、前のグループでレースをコントロールすることが大事。いいペースで走って優勝したい」と意気込む。
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【永田潤、写真も】