サンタモニカ市議会は15日、同市の公共の場で電子たばこの吸引を禁止する規制案を全会一致で承認した。
同市ではすでに公共の場でたばこの喫煙は禁止されていたが、電子たばこに関してはバーやレストランなどで規制されていなかった。
規制案が承認されたことにより、未成年への販売や、電子たばこを扱うバーなどの専門店での喫煙も禁止される。また電子たばこ販売業者は今後たばこの販売ライセンスが必要となる。
同市での電子たばこ規制案はロサンゼルス市、ビバリーヒルズ、ロングビーチに続いて提案された。
同規制案の反対派は、電子たばこはニコチンを含む蒸気を吸うことから通常のたばこより健康への害が少なく、またたばこをやめようとしている人には徐々にニコチン量を減らせることから禁煙をサポートすると主張していた。
賛成派は電子たばこが無害であるという根拠はどこにもなく、その有害性はさまざまな研究から証明されているとして、規制案を支持していた。
条例は11月13日から施行される。