有権者登録と投票のガイドは、英語のほか、アルメニア語、中国語、ペルシア語、ヒンディー語、日本語、韓国語、ロシア語、スペイン語、タガログ語、タイ語、ベトナム語でサービスが受けられる。各言語での資料やホットラインが用意されている。
市議の予備選は2015年3月3日に行われ、得票数が過半数よりも1票多くなければ、本選挙が5月19日に行われる。市議は、偶数の選挙区(2、4、6、8、10、12、14)が改選される。3月3
有権者登録の資格は、選挙日までに満18歳になる米国市民で、受刑者や重罪の仮保釈期間中は認められない。登録の締め切りは、来年の2月17日。登録用紙は、消防署や図書館、銀行、郵便局、各コミュニティーの施設、その他のLA郡事務所などのほか、オンラインでも入手でき、必要事項を記入し郵送する。郵便投票ができ、選挙ごとに投票申請書を提出し、選挙日の7日前に受理されなければならない。
記者会見を兼ねたセレモニーでは、市のキャンペーンに協力する各コミュニティーの団体の代表が参加し抱負を述べた。各人は、コミュニティーに帰って、母国語で選挙への参加を促し、同市と地元コミュニティーの発展のために尽くすことを誓った。
LA市選管のホリー・ウォルコット書記があいさつに立ち、市による本格的な多言語の投票キャンペーンは2年前に次ぎ、このたびが2回目であると説明。キャンペーンが、ロサンゼルスのダイバーシティに対応するためであると強調し「今回は、新たにアルメニア語、ペルシア語、ロシア語での支援が加わり、より多くの投票が期待できる」と話した。一票の重要性を説きながら「投票登録を済ませて、選挙権を行使してほしい」と訴えた。
日本語のガイドは、リトルトーキョー・サービスセンター(LTSC)が支援する。LA市選管はまた、日本語を含む多言語サービスを行っており係員(電話800・994・8683)が対応する。キャンペーンをフェイスブックやツイッター、ユーチューブで広報する。詳細は、ウエブサイト―
cityclerk.lacity.org/election
【永田潤、写真も】