南カリフォルニア地区で今季初めて、65歳以下のインフルエンザによる死者がでた。
プライバシー保護の観点から、カリフォルニア州公衆衛生局は死亡者の居住地区など詳細は公表しておらず、南加地区居住者だということだけしか発表されていない。
当局によると、州全体ですでにインフルエンザの患者は増加しており、深刻な症状が見られる患者や入院するケースも報告されているという。
当局のロン・チャップマン医師は、インフルエンザの感染を防ぐためには、ワクチン接種がもっとも有効であると訴えており、まだ受けていない人にはワクチン接種を推奨している。
ロサンゼルス郡保健局は昨年12月、高齢の女性がインフルエンザで死亡したと発表。サンディエゴ郡でも先週初め、88歳と85歳の女性のインフルエンザによる死亡が確認されている。
当局はインフルエンザに感染したら、自宅で休養し、咳をする時には必ず鼻と口を押さえ、手洗いを頻繁にするよう促している。