ローランドハイツにある「シャバラム公園」(17250 E. Colima Rd.)の梅の花が6分咲きとなり、訪れる人の目を楽しませている。公園管理者によると、今年は木によって咲き具合にばらつきがあるといい、一面満開とはならなそうだと予測している。
同公園の梅の木は、1989年に地元の日系企業と日系社会が協力して寄付したもので、1992年には茨城県水戸市にある日本庭園「偕楽園」との間で締結された姉妹公園を記念してさらに寄贈された。当時約500本あった木は現在400本ほどになったというが、白やピンクなど3種類の梅が毎年花を咲かせている。
3年前に退職するまで20年間にわたり同公園の梅の木を手入れしていた堀尾誠治さんによると、郡の節水計画により十分な水やりができていないといい、「きれいな花を咲かせるにはもっと水が必要」と話した。また同公園には約10年前に台湾系医師から寄贈された約100本の桜の木もあり、毎年3月初めに見ごろを迎えているという。
同公園では毎年桜祭りが行われ、今年は3月7日(土)午前10時から午後4時まで。日本舞踊やハワイアンダンス、太極拳、太鼓、ドラゴンダンスなど、さまざまな催しが予定されている。入場料は無料。
www.schabarumparkfoundation.org/
開園時間は午前7時から午後6時まで(4月から9月は午後8時まで)。駐車料金は平日は無料だが、週末と祝日は6ドル。電話、626・854・5560。
【中村良子、写真も】