トーレンス市にあるエクソンモービル製油所の爆発事故を受け、大気環境管理局は、近隣に降った灰やほこりなどの調査を実施。検査の結果、有害物質ではないことが分かった。

 当局は事故後、製油所周辺に停めてあった車や近隣住民宅に降り積もった灰やほこりなどを調査。検出したサンプルには、繊維ガラスやアルミニウム、シリコンなどが含まれていたが、ヒ素など人体に有害な危険物質は含まれていなかったと発表。また、爆発事故による大気汚染の心配もないとしている。
 エクソンモービル社は、こうした物質は皮膚や喉、目に軽い痛みや炎症を引き起こす可能性はあるものの、人体や健康に悪影響を及ぼすものではないと呼び掛けている。
 爆発事故は18日午前8時50分頃に起こった。爆発による火災も発生し、従業員4人が負傷したが、いずれも軽傷だった。
 同社によると、現在、爆発の影響を受けていない施設の操業は続けているという。事故の原因はまだ分かっておらず、引き続き当局による調査が行われている。

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