表彰式であいさつに立った新村出領事は、参加者の健闘をたたえ、入賞者には「おめでとう」と祝意を込めた。大会については「毎年行っていて、収益がコミュニティーの活動のために有益に活用されている」と称賛した。小林会長は、大会を支援したスポンサーと参加者、ボランティアに謝意を表し「来年もここでお会いし、プレーしましょう」と呼びかけた。
優勝した高木さんはこの日、好調を維持してベストグロス賞も獲得し「ほとんどのホールがバーディーチャンスで、最高だった」と笑顔で振り返った。ショットは「いいドローで打つことができ、ピンに向かって飛んでくれた」。パットは芝が重く感じ、球足が遅かったため修正し「少し力を加えて打つと上手く入った」と話し「初めて出て、優勝できたのでラッキーだった」と喜んだ。県人会の活動は、このたび初めて知ったといい、文化人の育成や被災地救済など社会的意義のある活動について「すばらしいことをしている。ずっと続けてほしい」とエールを送った。
森委員長は、大会運営に専念するために当日のプレーを控えたといい「朝早くから働いたボランティアの大変さが分かった」と敬意を表し「多くの寄付を受けたスポンサーなど多くの人たちに助けてもらい、終えることができた。いい天気の下で、みなさんに楽しんでもらえてよかった」と述べた。【永田潤、写真も】