12日に死去したサンフランシスコのエドウィン・リー市長

 アジア系として初めてサンフランシスコ市の市長になったエドウィン・リー市長=写真=が12日、死去した。65歳だった。心臓発作による急死とみられている。【吉田純子】

 同氏の事務所によると、リー氏は同日午後10時半頃、スーパーマーケットで買い物中に心臓発作を起こし、12日午前1時過ぎに死去したという。
 11日、リー氏は同市で行われていたリサイクリングのイベントに出席しており、その時は参加者に笑顔で握手していたという。
 リー氏の急死を受け、サンフランシスコ参事官のロンドン・ブリード氏が市長代理を務めることになった。
 リー氏は2011年に市長に就任。15年に再選し現在2期目だった。今年11月に慰安婦像の設置を受け入れる文書に署名していた。これを受け、同市と姉妹都市の大阪市の吉村洋文市長は姉妹都市提携の解消を表明していた。

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