小東京で働いていると、e-scooter(電動スクーター)があちらこちらに置いてあるのが目に付く。スクーターとは呼ばれているが、二輪が付いた板にハンドルがついたようなもの。バランス感覚がない自分には多分乗れないだろうから最初から手を出さない。
 あらかじめスマホで登録し、スクーターに入力すると有料ではあるが自由に利用できるらしい。誰でも簡単に使える以上、それなりの問題が浮上している。
 まず電動スクーターは二人乗りはダメ。歩道を走っちゃダメ。歩道の真ん中に乗り捨てしてはダメなど。
 あまりにもレギュレーションが厳しいが、それを知らずに(または知っていながら)規則を犯している人もいそうだ。歩行者にしてみれば、歩道をわが物顔で走られるとおちおち歩けない。また、運転手でもある自分は車道をふらふら走られるのもちょっとばかり恐ろしくもある。
 実際のところ今どんなになっているのか気になってネットサーフしていたらそのものずばりの「LAにおける電動スクーターの現在の規制は?」に行き当たった。
 昨年の今ごろの話だから、これからまた変更になっている可能性はある。ヘルメット推奨。飲酒運転はダメ。スピードリミットは15マイル。電動スクーターは原付スクーターなどと同じ扱いなのでIDが必要(登録時)。自転車やモペットと同様の権利を持っているから車道を走ること。
 「車道を走る」以外は納得。これらの利用方法は運転する人の責任においてするわけだ。
 ではこの電動スクーターを提供している会社はどうか。利用客の全てがマナーが良いわけではない。あまりにひどい使用をされたらそれなりに損失が発生するだろうとは素人考えでもわかる。最近は主な配給?会社の「Bird」「Lime」などがAIやGPSを駆使し、誰がどう使用したかが分かるらしい。運転具合によっては酒飲み運転も見分けるとか。
 変な使い方をしていると次回使用を断られても仕方がないかな。【徳永憲治】

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