バナーを広げ屋外ダイニングのオープンを祝う町会の役員と各店の代表者。左からブライアン・キトウ(風月堂)、ブライアン・サクマ(ミスターラーメン)、ヒロユキ・マツオカ(大黒屋)、リサ・ウエダ(丸亀モンゾウ)、アツコ・ナカジマ(八王子ラーメン)、ドン・タハラ(ファーバー、酒道場)、役員のジェームズ・オカザキとエレン・エンドウ(敬称略)
小東京名物の櫓を望むテーブルで早速アウトドアダイニングを楽しんでいたジャスティン・オカ、ダニー・オブライエン、ジャン・ボーの3人(敬称略)
 小東京の歴史を感じさせる1街で、通りの北側で営業する10軒の飲食店が集まり12日、屋外でのテーブルサービスを開始した。伝統的な日本料理からフュージョン料理やラーメンまで楽しめるとあって、この日を待っていたファンを大喜びさせている。

 1ブロックの長さのアルフレスコ・ダイニング・エリアの設置は、小東京で最も長く営業する風月堂のブライアン・キトウさんが、ファーバーと酒道場のオーナーであるドン・タハラさんやコミュニティリーダーのジェームズ・オカザキさんらと共に企画した。
 参加しているレストランは、大黒屋、八王子ラーメン、丸亀もんぞう、ミスターラーメン、ラッカン、酒道場、スエヒロの各店。同じブロック内には、ボテアガ・バブルティー・ストアとファミリーマートもある。
 会場のセントラル街とサンペドロ通りの間の一帯は、1882年から1957年の間に建てられた、趣のある古い建物が並ぶ。95年に、建物13棟が国定歴史建造物に指定され、歴史登録財として登録されている。【訳=長井智子】

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