モータースポーツ・ウォーク・オブ・フェームに殿堂入りする佐藤選手(左)とレッグ選手

 ロングビーチ市とロングビーチ・グランプリ協会はこのほど、モータースポーツ・ウォーク・オブ・フェームの2024年受賞者にレーシングドライバーの佐藤琢磨選手とキャサリン・レッグ選手を選出した。2人は19~21日に市内で開催される「アキュラ・グランプリ」に先立つ18日、午前11時に行われる公開式典で殿堂入りする。

 ロングビーチ市のレックス・リチャードソン市長は「佐藤選手とレッグ選手をウォーク・オブ・フェームはに迎えることができて光栄である。式典で2人の素晴らしいキャリアを祝うことを楽しみにしている」と語った。また、「ウォーク・オブ・フェームによって、同市および自動車レースコミュニティーの歴史に足跡を残したレジェンドたちに永遠の敬意を表することができる」としている。

 式典は南パイン街にあるロングビーチ・コンベンションセンター前で行われ、無料で一般に公開される。式典では受賞者がそれぞれの象徴的なレーシングカーのモデルと主な功績を刻印した22インチ大のブロンズメダルを披露し、ウォーク・オブ・フェームに納めることになっている。

 同市第1区選出のメアリー・ゼンデハス市議は「モータースポーツの世界に多大な貢献をしてくれた琢磨さんとキャサリンさんを表彰できることをうれしく思う。われわれの美しいダウンタウンの海岸線の歩道に埋め込まれるメダルには2人への称賛が刻まれる。今後何年にもわたって世界中のレースファンの目に触れることは、本当に名誉なことである」と述べた。

 元F1ドライバーの佐藤選手は2013年のロングビーチグランプリに出場し、インディカーシリーズのレースで日本人初優勝の快挙を成し遂げた。また、世界三大レースの一つに数えられ、インディアナ州インディアナポリスで毎年行われる「インディ500」を、17年と20年の2度制した。今年は5月26日に行われる同大会で3度目の優勝を目指す。レース以外には、米国で19年、日本では20年に放送されたドラマ「ミッキーとロードスターレーサーズ」の「ミッキーのスプリング・グランプリ」のエピソードで「センセーショナル佐藤」役で出演した。

 佐藤選手は「伝統、歴史、功績があるこのロングビーチで受賞することができて大変名誉に思う。ロングビーチは大好きなレースであり、お気に入りのコースでもあるので、ここに殿堂入りすることは特別にうれしい。ここでの優勝は私にとって非常に重要な瞬間だった。優勝を振り返り、AJフォイト・レーシングチーム全員と、私が運転した14号車、そしてクルーの優秀な仕事に改めて心から感謝したい。最後に、日本のモータースポーツの歴史に1ページを刻むことができた1人として名を残せることを光栄に思う」と述べている。

 同殿堂初の女性であるレッグ選手は世界最速の女性ドライバーの1人として広く知られており、多様なキャリアを通じていくつもの「初快挙」を達成してきた。23年のインディ500では107年の歴史の中で女性最速の予選記録を更新した。レッグ選手は「この選出を大変光栄に思っている。私のプロのレースキャリアは05年にここで始まった。この象徴的な市街地コースでの勝利は、生涯で最高の思い出の一つだ」と語っている。

 式典後には両選手がファンのためのサイン会を行う。詳細については、ウェブサイト―

 lbmotorsportswof.com

 ロングビーチ・ダウンタウンの市街地コースで繰り広げられるアキュラグランプリは、毎年春に開催されるレースで、昨年は19万人超の観客動員を記録した。レースは殿堂入り式典で幕を開け、その後、種々カテゴリーのレースが繰り広げられる。

 詳細は、ウェブサイト―

 gplb.com

 電話888・827・7333。

 また、フェイスブックやインスタグラムの公式ページ、YouTubeで情報を入手できる。

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