前回の雨続きでとうとう天井にしみが出た。雨漏りである。
 ご近所さんに尋ねたり、イェルプで探したりで2カ所ほどに見積もりをしてもらった。どちらも同じような感じだったが、最初に来てもらった会社の人が「雨漏りしているのなら一時的処置をしておこうか」と部分的な処置をしてくれた。仕事が速く親切な人だった。
 これで雨漏りはしなくなったからこのままでもいいかなとは思ったが、前回屋根のふき替えからもう30年ほどたつ。そろそろ潮時か。
 結局最初の親切なところに頼むことにした。そのころはまだ雨続きだったのと、あと2軒ほどふき替えの仕事があるとのことで数週間待つことに。工事が始まるまでに火災報知器のバッテリーを調べたりしておいた。本来なら夏時間・標準時に変わる時に調べるか交換するのがベストだが、ついついほったらかしにしてしまう。ちょっとだけ反省。
 以前にボイラーを替えたことがあったが、「火災報知器が設置されているかをインスペクターが調べるから、用意しておくように」と言われて、各部屋と廊下に取り付けていた。自分たちでボイラーを取り換えていたらインスペクターが入るということも知らず、火災報知器を取り付けることもなかっただろう。面倒くさいが、後々のことを考えればありがたいことだったと思う。
 という訳で今回はあせることもなく楽勝である。便利屋さんに頼むのもいいが、ボイラーにしても屋根ふきにしてもインスペクターがからむ工事は正規に頼むのが一番だと確信した。お値段は高いけど…。
 工事は1週間、実質5日ほどで終了。始めの方でインスペクターが来て屋内のチェックをするはずが、屋根部分だけで後はスルー。壁に貼ってあった報告書には「火災報知器は失格」となっていた。このまま記録に残るのはまずいと思い工事の人に聞いたら、最終チェックの時に調べるから大丈夫といわれて一安心。
 なんだかんだあったが、無事に終了した次第。何はともあれ、これであと何十年かは雨漏りの心配をせずにすみそうだ。もっとも、あちらこちらにがたがきているので、これからまた大きな修理があるかもしれない。(徳永憲治)

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