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南加県人会協議会(北垣戸和恵会長)は5月24日、運営資金捻出のための第20回「在ロサンゼルス日本総領事杯ゴルフトーナメント」をウィッティアのカリフォルニア・カントリークラブで開催した。ディーン・カワイさんが優勝し、大会名誉委員長の曽根健孝総領事から総領事杯を贈られた。111人が和気あいあいとプレーし親睦を深め盛り上がり、6月30日に予定される協議会創立60周年式典に向けて弾みをつけた。
参加者はモディファイド・ダブルペリア方式で優勝を争った。協議会の活動に賛同する多くの個人や企業、団体が協賛し、ホールインワンやニアピン、ロンゲストドライブ、スキンゲーム、飛び賞などいろいろな賞が設けられた。大会の収益は協議会の運営や活動の柱である日本文化継承者への育成奨学資金、日系諸団体への支援に使われ、コミュニティーの発展に役立てられる。
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大会委員長のリチャード・ワタナベさんによると、今大会は節目の第20回だったことから「お世話になっている支援者に感謝し、大会を盛り上げよう」と、賞品とおみやげを充実させた。参加者全員に配られた県人会協議会のロゴ入りの特製ゴルフタオルをはじめ、他にもラッフル抽選ではドジャース大谷選手のTシャツや、頭が他よりもはるかに大きい大谷選手の「バブルヘッド人形」などの目玉商品が並んだ。20位の入賞者には第20回を記念する豪華賞品として大谷選手のレプリカユニホームが贈られた。
当日は涼しく、時折そよ風が吹く絶好のゴルフ日和となり、多くの参加者がスコアを伸ばした。表彰式で謝辞を述べた北垣戸会長は「皆さんのおかげで20回目のゴルフ大会を楽しく終えることができた。来年も行うので、皆さんの協力を引き続きお願いしたい」と呼びかけた。
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あいさつに立った曽根総領事は大会関係者とボランティアの労をねぎらった。続いてゴルフ好きで知られる総領事が「今日は本当にゴルフをやりたかったが、どうしても外すことができない仕事があり大会に参加できなかった。本当に残念」と悔しがると、会場からは総領事に同情する声と、代理で参加した麻未夫人をたたえる声が上がった。「妻は記念の20位に入るかも」と予想する総領事の発言はさらに注目を引きつけた。そして20位には外れたが入賞を果たした麻未夫人が登壇すると、会場は再びドッと湧いた。また、総領事は県人協議会の創立60周年に祝意を寄せ、「今年は大変飛躍する年になるだろう」とエールを送った上、各県人会の会員に向けて「日本の地元を大切にし、各県人会がこういう形で集まって交流を深めていることは大変重要。それぞれが県の代表として頑張ってほしい」と期待を寄せた。
表彰式では大会を支援する馬場信之さんを感謝表彰した。馬場さんはも毎年多数の賞品を寄付しており、今年は米50袋と即席カップ麺20箱を提供した。
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日本食卸業ミューチュアル・トレーディング社(MTC)で副社長を務める金井敦子さんは、同社元会長の父紀年さんがゴルフ大会を第1回から支援してきたことから父の他界後も意思を継ぎ、毎年おみやげ袋がいっぱいになるほど多くの食品を提供している。大会には紀年さんを記念して「金井紀年記念特別賞」が設けられている。
北垣戸会長は大会を振り返り、「20回の節目の大会をけがする人もなく無事に終えることができてホッとしている。皆さんから賞品やおみやげを寄付してもらい、多くの参加者に配って喜んでもらえたことがとてもうれしい。大会が成功できたのは皆さんのおかげ。多大な協力に感謝したい」と話した。
また、次に予定される創立60周年記念式典は、「絆を未来の架け橋に」をテーマとする。県人会で親子2代が会長を務め、親から引き継いで県人会協議会に関わっている2代目理事5人が式典のテーマに沿って講演を行うという。
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県人会協議会は、能登半島地震の被災地救済募金を継続しており、4月末までに集まった義援金6万5千ドルを近日中に石川県庁に全額送金する予定だという。今後も引き続き寄付を募集する。寄付の問い合わせは西元美代子さんまで、電話714・654・3256、またはメール—
mnishimoto41@gmail.com
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