トランプ関税も山場は過ぎたようだ。とはいえ、今度は個別に高関税をかけてきている。
日本には車にコメに、と理不尽に強要しているように思える。貿易とはビジネスだから買う側が気に入るものを売るのが商売。
車に関して日本での販売があまり良くないとは聞いているが、日本仕様を考えているのかな。ピックアップなんか広い砂地を砂煙を上げながら走り、岩山を駆け登り、森の中を突っ走る。こちらのCMにある光景だが、日本での需要はどうだろう。砂漠(?)は鳥取砂丘などが有名どころだろうが、車で突っ走るのはどうかと思う。岩山や森も突っ走るほど広くないだろうし。
おコメに関しても然り。現在のところトップの閣僚間で右往左往してまとまりが付かず、格好の標的になっているようだ。
一つ言えるのは日本の農家の皆さんは毎年品種改良して日本人の口に合うコメを作り続けている。すごい努力だと思う。米国にはカリフォルニア米などの品種があり、こちらの嗜好に合っている気がする。
以前日本に行った時に食べたご飯は好みよりモチモチふんわり、ちょっとベタつきし過ぎていた感じだった。こちらにも新品種のコメが出回っているので食べ慣れればいいのかな。
残念なことに日本人の口に合うコメは輸出するほど大量にあるわけではないだろう。輸出するとしたら長粒米またはタイ米と呼ばれるパラパラのコメがメインだと思う。パエリヤや焼き飯にはぴったしだ。ブリトーやエンチラダのような南米の料理にも合う。うまく炊ければおいしく仕上がるが、日本食には合わないだろう。
輸出入の差があり過ぎるのは、需要と供給のバランスが悪いためだと思う。購買者の望む商品であれば強制されなくとも手に入れたくなる。欲しくないものを押し付けたり、売れ筋のものに高関税をかけるのは対外政策としては良いのかもしれないが、どうだろう。
高関税というムチの後に「引き下げますよ」との飴をちらつかせる。政治家・商売人としては優秀なのかもしれない。知らんけど。(徳永憲治)
