オハイオ州シャードンの高校で27日に起きた発砲事件で、重体だった17歳の男子生徒1人が28日未明、地元の検視当局により脳死宣告され、死亡。さらにもう1人の男子生徒も死亡した。28日正午現在までに、この事件の犠牲者は3人になった。
事件は27日朝、同校のカフェテリアで発生。容疑者の男子生徒がテーブルに座っていたグループ5人に向かって発砲した。
容疑者が「いじめ被害に遭っていた」との情報もある一方、「おとなしい子だったが、いじめには遭っていなかった」と話す生徒もおり、事件の背景などは依然分かっていない。
容疑者は、地元警察によりすでに身柄を拘束されている。
シャードンは同州の主要都市クリーブランドから東に約30マイル(約48キロ)のところにある人口約5100人の町。