全米でもっとも幸福度が高い州がハワイであることが、ギャロップ社の調べでこのほど明らかになった。
 調査は昨年1月から12月までの期間、35万人を対象に電話で行われた。現在の満足度など幸せに関する質問を行い、寿命評価、情緒的健康、職場環境、身体的健康、生活習慣、健康な生活をするための交通手段の6つの項目から幸福度指数を出した。
 2年連続で1位になったハワイ州の幸福度は100ポイント中70・2ポイントで、「昨日笑ったか」の質問に対してはほとんどの人が「たくさん笑った」と答えた。また心配事やストレスなどを抱えている人が少なく、うつと診断される人も少ないことが分かった。
 健康面に関しても、ハワイでは健康的な食生活と適度な運動を実践している人が多く、喫煙率も低かった。
 ハワイ州の次に幸福度が高かったのはノースダコタ州(70・0ポイント)、3位はミネソタ州(69・2ポイント)、4位はユタ州とアラスカ州(69・0ポイント)、6位はコロラド州とカンザス州(68・4ポイント)、7位はネブラスカ州(68・3ポイント)、8位はニューハンプシャー州(68・2ポイント)、9位はモンタナ州(68・0ポイント)、10位はサウスダコタ州(67・8ポイント)となった。
 カリフォルニア州は67・3ポイントで13位だった。幸福度がもっとも低かったのはウエストバージニア州で62・3ポイントだった。
 全米全体の昨年の幸福度は2010年の66・8ポイントから66・2ポイントと低下。西部や中西部諸州では幸福度は高く、南部諸州では低い傾向が見られた。   

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