第2次大戦中に日系人戦時転住所に入所し、収容後に死去した人々を追悼する式典が28日、カリフォルニア州中部マンザナーの転住所跡地で行われた。
式典は毎年この時期に開かれ、今年は1942年に大統領令により収容が始まってから70年を迎え、収容を体験した高齢の日系人やその家族ら約1500人が参加。「二度と人種差別的な政策を許さない」と誓いを新たにした。
2001年の9・11同時多発テロ以降、式典には多くのイスラム教徒の姿が目立つようになった。この日も米国で最大規模のイスラム教徒権利擁護団体「Council on American-Islamic Relations (CAIR)」のメンバー53人も式典に出席した。
メンバーのムニラ・シーダさんは、「9・11の後、迫害からの恐怖に見舞われたわれわれに最初に手