11年春は米国で剣道の普及と友好親善に務め旭日双光章を受章した全米剣道連盟顧問のマキ・ヒロユキ・ミヤハラ氏と、日系社会の活性化と日本文化の普及に携わり旭日双光章を受けた元南加県人会協議会会長のマック・宮崎氏。
同年秋は日本語教育の促進と日本文化の紹介に寄与し旭日中綬章を受章したソーテル日本学院シニア・アドバイザーのマサカズ・ジャック・フジモト氏と、日本文化研究の普及と友好親善の促進で旭日中綬章を受けたペパーダイン大学名誉教授のグレン・テイラー・ウェブ氏。
12年春は日系社会の発展と日米の文化交流に寄与し旭日双光章を受章した小東京実業組合議長のフランシス・カズコ・ハシモト氏と、在留邦人への福祉サービスと日本文化の普及と活性化に尽力し旭日双光章を受けたリトル東京サービスセンター創設者ビル・ワタナベ氏がそれぞれ受章した。
日商メンバーが一人ひとりの生い立ちとこれまでの功績をスライドを使いながら紹介。受章者の名前が呼ばれると家族や友人は立ち上がり大きな拍手を送った。欠席のバートン氏、ミヤハラ氏、フジモト氏に代わり、出席していた5人がそれぞれあいさつに立ち、これまでお世話になった日系社会に感謝の気持ちを表した。
日商の竹花会頭は「8人の受章者はこれまで米国で日本文化の普及に貢献し、日米の友好関係の促進にも寄与された」と称賛。来賓もそれぞれ祝辞を贈った。
昼食の後のエンターテインメントでは、日本民謡「松豊会」のメンバーが受章者の故郷や所縁の地にちなんだ民謡を披露。会場を盛り上げた。【吉田純子、写真も】