ロサンゼルス北東に位置するサンゲーブル山陵で2日に発生した山火事は、連日の猛暑の影響を受け延焼を続けている。地元消防局によると、出火付近で焼けた乗用車が発見されたが、出火原因との関係は不明という。AP通信などが伝えた
2日の山火事発生以来、消火ヘリコプター14機、消防車63台、消防士約1100人で消火活動に当っているが、5日朝の時点で3600エーカーを消失し、鎮火率は25%という。当局では、完全に鎮火するまでには1週間以上かかると話している。
現在までに建物などへの被害報告はないが、消火活動に当っていた消防士のうち6人が軽いけがを負った。
山火事の影響で、レイバーデーウィークエンドでにぎわっていたエンジェルス国立森林公園内に点在するキャンプ場などには避難勧告が発令されたが、利用者にケガはなかった。ホリデー期間は通常1万2000人程度の利用者があるという。