ロサンゼルス観光局はこのほど、2012年に仕事や観光などでロサンゼルスを訪れた旅行者が4140万人に上り、2011年から2・5%増になったと発表した。
旅行者のうち、国内からは3530万人で、海外からは前年比15%増の600万人と過去最高を記録。海外では中国からの旅行者がもっとも多かった。
旅行者数増加にともない、市内ホテルの客室利用率も75・4%となり、06年に記録した75・1%を更新。市に1億8000万ドルの税収入をもたらした。また、旅行者はロサンゼルス滞在中に約165億ドルを消費したとされ、同観光局では11年から10億ドル増だったとしている。
アントニオ・ビヤライゴーサ市長は、「観光業が繁栄することで、ロサンゼルス市も繁栄する」と、同市にとって観光業は税収や雇用の面で重要であると再度強調した。
同局はまた、2013年には約4190万人が同市を訪れ、再び記録を更新すると予測している。