つぼみが膨らみ開花を始めたストナー公園の桜=2月18日撮影

 ウエストロサンゼルスのストナー公園(1835 Stoner Ave.)に植えられた桜の木の一部に淡いピンク色の花が咲き始め、周辺住民や公園を訪れる人たちに春の訪れを告げている。
 同公園には大小合わせ100本弱の桜の木がある。1994年に西羅府日系人協会と西羅府庭園業組合、またウエストロサンゼルス在住のボランティアらの協力で植樹した。
 桜は18日現在、日当たりのいいネブラスカ、ウエストゲイト、ミズーリ通りに植えられた木の一部で開花。日がほとんど当らないストナー通りの木はまだつぼみの状態だった。日当たりの善し悪しや木の大きさなどにより開花に大きなばらつきがある上、今年は寒暖の差が激しいことから、一斉に開花とはなかなかいかなそうだ。見ごろは今後の気温の変動にもよるが、2月末から3月初めにかけてといったところだろうか。
 また、周辺の商店や住民が植樹したソーテル通りの桜も開花し、通りかかる人の目を楽しませている。こちらも木の植えられた場所により咲き具合に大きな差があり、すでに6分咲きの木もあるが、まだ固いつぼみを付けた木も見られた。【中村良子、写真も】

Leave a comment

Your email address will not be published. Required fields are marked *