ハーフタイムに行われた「響童太鼓」によるパフォーマンス
 
シュートを決めるデアンドレ・ジョーダン選手
全米プロバスケットボール協会(NBA)のロサンゼルス・クリッパーズは13日、ステイプルズ・センターで毎年恒例の「日系コミュニティーナイト」を開催した。二世週祭女王とコートらが登場しイベントに花を添え、太鼓演奏も披露されるなど会場は熱気に溢れた。
 同イベントは二世週ファンデーションの協力のもと2006年から始まり以降、毎年行われている。
 ハーフタイムには同祭実行委員長のスティーブ・イノウエ氏とエミリー・フォリック女王をはじめコートたちが紹介され、観客に手を振り同祭をアピールするとともに、日系コミュニティーの代表としての役目を果たした。
 続いてUCLAの太鼓演奏グループ「響童太鼓」によるパフォーマンスが行われた。日本文化を象徴するかのような力強く存在感のある演奏に、観客席にいた子どもたちの中には太鼓を打つ真似をする姿も見られ、演奏が終わると観客からは大きな拍手が巻き起こった。
 この日の対戦チームはメンフィス・グリズリーズ。今シーズン好調なクリッパーズだが、試合は85対96で惜しくも勝利を逃がした。 【吉田純子、写真も】