ジョン・ファレル監督(レッドソックス)率いるメジャー選抜は、17チームから29選手が選抜された。今季、首位打者に輝いたア・リーグのホセ・アルトゥーべ(アストロズ)、ナ・リーグのジャスティン・モーノー(ロッキーズ)の両内野手、ロビンソン・カノ内野手(マリナーズ)など、オールスターゲーム出場経験やゴールドグラブ賞など受賞歴のある好選手が顔を揃えた。日本人は、岩隈久志(マリナーズ)、和田毅(カブス)両投手が初参加する。
ロイヤルズ青木宣親のチームメートで、日系ハーフのジェレミー・ガスリー投手は、好投したワールドシリーズの調子を持続しているといい、活躍が期待される。広島と福岡出身の曾祖父の祖国のマウンドに立つことに「日本には初めて行くので興奮している」と述べた。第3戦と第7戦に先発する予定だといい「日本の打者については、何も知らないが、対戦を楽しみたい」と抱負を話した。
メジャー選抜は、8日も同球場で練習した後同日、日本に旅立つ。日本では、11日の甲子園での阪神・巨人連合チームとの対戦を皮切りに、日本代表とは12日に大阪、14、15、16日に東京、18日に札幌で計5試合、20日は沖縄で親善試合を戦う。【永田潤、写真も】