趣向を凝らしたステージは、さらに続く。各種イベントの進行でお馴染みのタック西さんの司会生活50周年記念を特別の演出で祝った。昭和を中心に過去50年間でヒットし、西さんが紹介した歌ばかりを選曲。ソロにデュエット、合唱、ダンスを取り入れ、生徒たちがメドレーリレーで聞かせた。紅白で歌われたり、レコード大賞を受賞した演歌などは懐かしく、口ずさむ光景が見られた。西さん自身も侍姿で颯爽と登場。槍を振り回して「赤垣源蔵」を演じ、会場を大いに沸かせた。
新原さんは、ショーが20回の節目を祝ったことを喜ぶ一方で、金銭面やメンバーの高齢化など、厳しい現状を直視する。今後については「できる限り、みんなで楽しくやりたい」とし、非営利団体への寄付と合わせて継続する意志を示した。【永田潤、写真も】