サンタモニカ高校のチャイルドケアセンターで1日、乳幼児のはしか感染が確認され、2日、同センターは閉鎖に踏み切った。
同センターでは学生が子どもを預けながら授業に参加できるプログラムを提供している。
サンタモニカ・マリブ統一学校区が保護者に送った通知によると、はしかの検診を受けた乳幼児に陽性反応がでたため、閉鎖に至ったという。母親によると感染が確認された乳幼児はすぐにはしかとみられる症状があらわれたという。
乳幼児は予防接種をするには幼すぎたため受けていなかった。
ロサンゼルス郡公共衛生局は現在、同プログラムを利用していた24人の乳幼児と職員に感染が拡大していないかどうか調査中だという。
同センターがいつ再開されるかは未定。
サンタモニカ高校ではしかの感染が確認されたのは今回で2回目。2週間前に同高校の野球チームコーチがはしかに感染していると診断されたばかりだった。
はしか感染は現在拡大しており、米疾病管理予防センター(CDC)によるとこれまでに14州102人の感染が確認されている。うち90人以上がカリフォルニア州民だった。
感染者のほとんどが昨年12月中旬にディズニーランド、または隣接するテーマパーク「カリフォルニア・アドベンチャー」を訪れており、同施設が感染源であるとする見方が強い。