受章者は、昨秋が金森博雄カリフォルニア工科大学名誉教授(瑞宝重光章)、半田俊夫日系パイオニアセンター会長(旭日双光章)、ジャン・ペリー元ロサンゼルス市議(旭日双光章)、ユキオ・タツミ元ターミナルアイランダーズ会長(旭日双光章)の4氏。今春は、ピーター・オマリー元ロサンゼルス・ドジャース社長兼オーナー(旭日中綬章)、ミノル・トウナイ・ターミナルアイランダーズ会長(旭日小綬章)、小山信吉元南加庭園業連盟会長(旭日双光章)の3氏。
各氏の功績がスライド写真とともに紹介されると、会場からは長年にわたる勲功を称賛する大きな拍手が送られた。
祝賀会は南加日系商工会議所が主催し、約30団体が後援。諸団体を代表し、青木義男南加日商会頭、小林正三南加県人会協議会会長、ケイ・イノセ南加日系婦人会会長、堀之内秀久在ロサンゼルス日本総領事館総領事がそれぞれ祝辞を述べた。
堀之内総領事は「叙勲受章者は、南カリフォルニアで日本とアメリカの強固な関係構築に寄与してくれた。日本政府からの表彰に値する業績を残している」とたたえた。青木会頭は受勲者の功績を称賛し「この先もコミュニティーリーダーとして、引っ張って行ってもらいたい」と希望。参加者、特に若者に向け「手を取り合って、日系社会のために進んで行きましょう」と呼びかけた。【永田潤、写真も】