イベントは昨年に次ぎ2回目で、伝統の歌に加え各系が原曲をアレンジしたオリジナリティー溢れる合唱などもを紹介。日系は混声合唱団「OCFC」(住山弘会長)のメンバー20人が、法被や羽織姿で登場。懐かしい童謡など7曲を歌い、郷愁を感じさせた。特別招待され、南加で3公演を行った台湾の高校合唱団の男女56人は、
合唱に加え、母国の民族文化と歴史を紹介し、会場のロビーには異国情緒が漂った。日本は、鯉のぼりと鎧兜、打ち掛け、生け花を展示し交流を図った。
住山会長は「合唱と文化紹介を通じて交流し、お互いの国に関心を持つ良いきっかけになった。こうした活動がさらに広がって世界平和につながればいい」と願った。
ヤング・ディレクターは、初の試みだった昨年と比べ「ずっと良くなって来場者に喜んでもらえたのがとてもうれしい。舞台の照明効果が良くなり、各国はまたビデオを使った紹介がとても受けた」と喜んだ。来年については「みなさんにお願いして、3回目をぜひ開きたい。今年よりもいいショーになると信じている」と意欲を示した。【永田潤、写真も】