トークショーで大谷選手は終始笑顔で、DJの質問に答えた。シーズン開幕から日本から多くのファンが応援に駆けつけたことに「本当に『頑張りたい』という気持ちが沸いてきて助かっている」と感謝した。ファンが掲げるサインボードはフィールドから目に入るが「気に入ったサインはない」とそっけなく答えると、悲鳴が漏れたが「でっかい顔(自身やトラウト選手のポートレート)は、結構インパクトがある」と笑いを誘った。ルーキーイヤーを振り返り「けがもあったり、いろいろあったけど、全体的に楽しむことができた。本当に1年間いい経験をさせてもらった」と充実感に満ちた口調で語った。
本拠地デビューから3試合連続本塁打や七回途中までパーフェクトを演じるなど投打の「二刀流」の活躍を「開幕直後はやはり緊張し、その中でいい結果を残すことができたので印象に残っている。今日はジャパンデーなので、いい活躍をしたい」と力強く誓い、万雷の拍手の中、会場を後にした。
文化紹介では茶道や華道、書道、日舞、太鼓演奏、折り紙、着物ショーなどが披露された。田澤純一投手はブースで、長蛇を作ったファンのサインや写真撮影に気さくに応えていた。【永田潤、写真も】