鈴木は、この日もセンターでスターターとして出場。かつて二つのチームで、チームメートだったクォーターバックのニンジー・マーティンとの息はぴったりと合う。だが陣地に攻め入るも、なかなか得点につげることができない。前半は2タッチダウンを奪い、13ー6で折り返した。
後半もレバリオンは、ディフェンスが踏ん張りを見せる。膠着状態が続く中、相手を序盤で許した1タッチダウンのみの6点に抑えた。最後はニーダウンで、プレーオフ争いを演じるライバルのボブキャッツを下した。鈴木は試合後に「完全にディフェンスに助けられた」と、安堵の表情を浮かべ語った。
チームの状態について鈴木は「先週に続き2連勝し、雰囲気はいい。若いチームなので、試合中にアジャストすることが難しいが、なんとか自分が引っ張っていきたい」と意気込みを見せる。熾烈なプレーオフ進出争いについては「今週末の大事な試合で絶対に勝ち、残りを2連勝して決めたい」と闘志を燃やした。