同館のダレン・モオコ暫定館長は「弁当の予約だけでも900人。予約なしの人もたくさんいるので参加者は昨年を大きく上回るのでは」と盛り上がりに笑顔を見せた。
同館によると、昨年の経験を踏まえ、改善点や新たな試みもあった。冷房の効いた部屋でくつろげるよう館内を解放し、 展示品のある部屋を公開したのもその一つ。同館の活動を参加者に知ってもらうよう努めた。
今年60、77、88、99、100歳、または100歳以上の年齢になる参加者には、祝いのレイが贈られた。
ステージではウクレレ、ダンス、コーラス、詩吟の高齢者グループが、日頃の練習の成果を大勢の観客の前で披露。若い世代顔負けの熱気で会場を包んだ。
ボイルハイツのさくらガーデンズの詩吟同好会は、構成吟「おけいの墓」を発表。吉川冨士子さんとコリンズ昭子さんは緊張しながらも元気に吟じ切った。
101歳の藤間勘須磨師の社中が舞踊3曲を披露。勘須磨師も元気な姿で娘の勘須都師匠と舞台袖から鑑賞した。
【麻生美重、写真も】