今まで興味はあったものの「面倒くさそうだ」と無視していた蕎麦(そば)打ちに挑戦した。そしてやっぱり失敗した。しかも続けて2回。
 最初からうまくいくとは思わなかったが、蕎麦のはずが見た目滑らかではあったがゆで上がりがゴツゴツのうどんみたいになった。
 うどんみたいにはなったが、うどんにもなりきれていない。切り方もちょっと太すぎたかなとは思ったが、それだけじゃないのも十分自覚はしている。やはり実際に打っているところを見るか触ったりしないと、本で読んだり写真だけでは分からないところが多い。
 某動画サイトで蕎麦の打ち方を見つけたので、興味津々で見てみた。やはり直接画像を見ると分かりやすい。所々で的確な説明やコツなどを言われると納得しやすい。
 「ああ、あそこが悪かったのかな」「え、そんなに打ち粉するの」とか、自分の中で「?」マークのところも説明があったので、料理本を読んでもピンと来ないところも、ある程度納得できた感じ。納得はしたがまだ試していない。
 話は少々ずれるが、本当はうどんにも挑戦してみたい。こちらで食べるうどんはなんとなくシコシコしすぎてて、「なんかなァー」と思うが、多分「これが手打ちだ」と言われるのだろうな。
 昔食べてた地元のうどんのように歯ごたえはしっかりしているが、ふっくら、もちもち、グッとかむとぷつりと切れる麺が食べたい。もしかしたら今はそんなうどんは福岡でも食べられないのかもしれないが。
 ラーメンもそうだが、日本で食べていた昔の味は頭の中で美化されすぎているとは思っている。とはいえ夢の中で、ラーメン屋に入った時のトンコツスープの匂いがぷ~んとしたりとか、うどんをすすり込んだ時のかんだ感じや喉ごしの感触を味わったりすると、一度は旅行で食べ歩きしたいなとは思う。
 というわけで閉じこもりの昨今、再度挑戦するにはいい時期かなとか思っている。【徳永憲治】

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