昨年8月にテラサキ武道館で開かれた東京五輪で演舞する國米櫻選手(右スクリーン)の応援イベント。國米選手はテラサキ武道館のグランドオープンを祝うイベントに参加し、形を披露する

 リトル東京サービスセンター(LTSC)は、「ポール・I・テラサキ武道館」のグランドオープンを記念して、11日(金)にテープカットを行い、翌日12日(土)午前10時から午後6時まで無料イベントを行う。いずれも小東京のテラサキ武道館(249 S. Los Angeles St. 、2街と3街の間)で開催される。
 同館は2020年春に開業していたものの、新型コロナウイルスの影響で一般向けの記念イベントは延期されていた。同館の設立は30年にわたるLTSCの夢の結晶であり、このたびの記念イベントは長年のビジョンを実現した不屈の努力をたたえるコミュニティーの祭典として注目を集めている。

寺崎武道館の開館を祝い、バスケットボールの試合が行われる

 11日のテープカットには、関係者、出資者、コミュニティーパートナーおよび支援者が出席する。来賓にミゲル・サンティアゴ州下院議員(第53区)、ケビン・デ・リオン市議会議員(ロサンゼルス第14区)、ビル・ワタナベ前LTSC理事、ジャン・ペリー前ロサンゼルス市議会議員(シェルター・パートナーシップ理事)らが予定されている。LTSCのエリック・ナカノ所長は「テラサキ武道館建設を実現するために、地域の支援者、寄付者、議員、公的機関、財団・企業が一丸となって協力してくれた」と述べている。
 12日には、小東京やダウンタウンLAの地域住民、そして南カリフォルニアの日系社会を対象に、無料のイベントが開催される。多彩なアクティビティーやパフォーマンスを楽しみながらテラサキ武道館を見学することができる。
 イベントには、バスケットボール殿堂入りを果たしたジェリー・ウエスト氏、2020年東京五輪空手形米国代表の國米櫻氏、グラミー賞受賞バンドのケツァルによる音楽演奏など、注目のゲストが登場する。また、クニ・ヨシダ氏の書道パフォーマンス、太鼓パフォーマンス(J-Town Taiko Club)、フラダンス(Hālau Hula Keali’i O Nālani)、武道デモンストレーション(小東京剣道場、小東京松林少林流空手、武道館柔道LA)に加え、合唱(アーバンボイス・プロジェクト)、ヒップホップダンスワークショップ(The Music Center UniverSOUL Hip Hop)、DJライブ(KFA DJ CarolineとDJ Mista Fista)などの無料イベントほか、バスケットボールスキル競技、卓球トーナメントなども予定されている。
 テラサキ武道館のライアン・リー館長は「LTSCは、ロサンゼルスや小東京などの地域の多様性を実現するために誰もが集まれる 『Home Court for All(皆のホームコート)』を設立した。テラサキ武道館のグランドオープンを、地域そして建設に協力いただいた皆さんとともに祝うことができ大変うれしい」と述べている。さらに「同館は、単なる多目的スポーツ施設ではなく、文化とスポーツの交差点であり、われわれのコミュニティーの揺るぎない強さを証明するもの。コミュニティーの精神が将来の世代まで続くための足掛かりとなる」と思いを語った。

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