19日にロサンゼルス公演を行うMONOのメンバー。左からYoda、Tamaki、Takaakira ‘Taka’ Goto、Dahm

 日本のインストゥルメンタルロックバンドMONOがロサンゼルス公演を行う。バンドの結成は1999年、東京。海外公演が最も多いアジアのバンドとして知られ、ロックのジャンルを超えた独自の音楽性が高い評価を得ている。11枚目のアルバム「Pilgrimage of the Soul」の発売後初の世界ツアーは今月1日のミネアポリスを皮切りに全米22公演、その後9月にかけて欧州28公演が予定されている。3年ぶりのロサンゼルス公演は19日(火)ハイランドパークのライブハウス「ロッジルーム」(Lodge Room 104 N Ave 56, 2nd floor)で、午後9時開演。前売り20ドル、当日25ドル。前座にBing&Ruth。ウェブサイト—
 https://www.monoofjapan.com/
 新型コロナのパンデミックの中、バンドは2020年に渡米してシカゴで活動した。長年のパートナー、スティーブ・アルビニと共に制作した11枚目となるアルバムを、米国のレコードレーベルTemporary Residence Ltd.から21年9月17日にリリースした。この新作「Pilgrimage of the Soul」(魂の巡礼)は、MONOのこれまでの20年間を描いた作品となっている。
 誰かが作った社会という名のおり、そのルールへの葛藤と脱却を描いた「Riptide」に始まり、不完全でも良い、たとえ困難な道になろうとも自分たちの信じる道に進むという決意の「Imperfect Things」、根底にある純粋さがなによりも大切だと気付いた「Innocence」、信じることで無限の可能性をつかむことができると感じた「Hold Infinity in the Palm of Your Hand」、そしてすべての瞬間のつながりこそが人生を作り得るものだと表した「And Eternity in an Hour」まで、20年間、毎年およそ150本、59カ国を旅してきた、まさしく彼らの巡礼をアルバムにしたものだ。
 新ドラマーのダーム加入後の「Nowhere Now Here」(19年)で始まったMONOの深遠でありダイナミックなサウンドスケープは創造的な進歩を続けている。Pilgrimage of the Soulは、魅惑的な新しい電子楽器とテクスチャー、そしておそらく最も注目すべきことに、テクノの影響を明確に受けたより速いテンポを含む、新たな魔法を作り上げている最も予想外のMONOアルバムとして活気づいている。それは驚きに満ち、このバンドがこれまでに行ったことのない新しい魅力と素晴らしさにあふれている。

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