ニューハンプシャー州の専用ステーションで充電中のテスラ・モデルS。19日、LA郡高等裁判所の裁定により、ガーデナ市で死亡事故を起こしたテスラの運転手は重罪で起訴されることになった=2018年(AP)

 ロサンゼルス郡高等裁判所は19日、自動操縦で走行中のテスラで事故を起こした運転手の重罪起訴を認めた。米メディアが報じた。
 判事は2019年にガーデナ市で2人が死亡した事故で、テスラSを運転していたケビン・ジョージ・アジズ・リアド容疑者を2件の車両過失致死罪で裁くために十分な証拠があるとし、同容疑者の弁護士が軽犯罪に引き下げを求める申し立てを却下した。部分的自動運転システム(レベル2)を使用中に死亡事故を起こした運転手に対する米国初の重罪起訴となるとみられる。
 19年12月29日、リアド容疑者が運転するテスラSは、高速道路出口の赤信号を無視して時速74マイルで交差点に進入し、ホンダ・シビックに激突した。この事故で2人が死亡した。
 検察は、テスラの自動ハンドルと交通量感知型クルーズコントロールが作動していたと発表。テスラのエンジニアは、リアド容疑者がハンドルに手をかけていたことをセンサーが示したものの、事故が起きる前の6分間ブレーキがかかっていなかったことを示す衝突データがあったと証言した。テスラは自動運転機能「オートパイロット」が搭載されていても運転手は注意を払い、いつでも反応できるようにしておかなければならないと述べている。
 テスラの自動運転による直近の事故では、米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)が18日、ニューポートビーチで3人が死亡した22年5月12日の事故の調査を開始したと発表している。   

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