Keiroキキョウ・ホームの2人用の居室

 高齢者支援団体のKeiroは9日、トーレンスで開設を進めている同団体初のボード&ケアホーム「Keiro Kikyo Home」(キキョウ・ホーム)が、カリフォルニア州社会福祉局から高齢者向け居住型介護施設(Residential Care Facility for the Elderly=RCFE)の認可を正式に取得したと発表した。

 認可取得により、施設は開発段階から開業に向けた最終準備段階へ移行した。Keiroは、長年にわたる調査や計画、地域住民との対話を通じて、高齢者向け支援付き住宅への需要を検証し、今回の施設整備を進めてきた。

 ベバリー・イトウ代表兼CEOは「認可取得により、初めての入居者を迎える日が一歩近づいた。これまで支えてくださった地域の皆さまに心から感謝している」と述べ、「Keiroが創立65周年を迎えるにあたり、高齢者を支え続けてきた伝統を大切にしながら、必要とされる介護付き住宅の選択肢を広げていきたい」とコメントした。

 施設は、日常生活で支援を必要とする高齢者を対象に、少人数で家庭的な介護環境を提供する。個室と2人部屋を備え、文化的背景に配慮したプログラムや日々のアクティビティーを通じて、快適さや安全性、地域とのつながりを大切にした生活を支援する。食事の準備や服薬管理、移動の介助、身の回りの介護など、一人一人の状態に応じたサービスを提供し、自立と尊厳を尊重したケアを目指す。

 現在、Keiroのウェブサイト(www.keiro.org/what-we-do/keiro-kikyo-home)で入居に関する問い合わせを受け付けている。申し込みは受け付け順に確認されるが、入居の可否は先着順ではなく、介護ニーズなど複数の条件を総合的に判断して決定する。将来の空室に備え、希望者リスト(ウェイティングリスト)も管理する。

 また、キキョウ・ホーム理事会は、地域とのつながりを重視した介護サービスをさらに拡充するため、新たなボード&ケアホームの開設に向けた物件の検討を継続している。Keiroは、住み慣れた地域で安心して暮らせる介護環境の整備を進めるとともに、今後も事業の節目ごとに進捗状況を公表していくとしている。

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