
US歌舞伎研究会(主宰・坂東拡七郎)は24日(土)、サンマリノのハンティントン・ライブラリー内ローテンバーグ・ホール(151 Oxford Road)で、日本舞踊と伝統音楽を紹介する公演「Kabuki in Motion: The Lion Returns」を開催する。午後4時開場、4時半開演。
公演の中心となるのは、歌舞伎舞踊の名作「春興鏡獅子」。ロサンゼルスでの上演は40年ぶりとなる。40年前には、故四代目坂田藤十郎が二代目中村扇雀を名乗っていた時代に、日米劇場(現アラタニ劇場)を支援するためのベネフィット公演として同作を上演した。今回は、坂田藤十郎に師事した中村鴈京(金坂カーク健博士/坂東拡七郎)が同作をロサンゼルスの舞台によみがえらせる。
「鏡獅子」は、江戸城の正月の祝いの席で踊るよう命じられた内気な腰元・弥生が、獅子頭を手にしたことから、次第に神秘的な獅子の精へと変貌していく舞踊劇。後半では獅子の力強い舞へと転じ、長い白髪を豪快に振る「毛振り」でクライマックスを迎える。
この他、夫婦の団子売りを描く義太夫舞踊「団子売」、松竹梅を題材に生命力や長寿、再生を表現する地唄舞「松竹梅」、沢井忠夫作曲の現代邦楽「鳥のように」を上演。日本とカリフォルニアから舞踊家、邦楽演奏家が出演する。
出演は中村鴈京、坂東奈央、坂東愛、坂東京春三、坂東京三鈴、坂東京三伊。邦楽陣には杵屋弥曽代、シャーリー・カズヨ・ムラモト、安田有希、ブライアン・ミツヒロ・ウォンらが名を連ねる。司会はUCLAの嶋崎聡子博士。衣装は東京の松竹演劇、かつらは東京の鴨治かつらが担当する。
公演は主催US歌舞伎研究会、共催ザ・ハンティントン、制作東西歌舞伎プロダクション。入場料10ドル、上演時間は休憩を含め約2時間半。
詳細・チケットはハンティントンのイベントページ―
www.huntington.org/event/kabuki-motion-lion-returns
QRコード―

