Keiroキキョウホームのオープンハウスを実施した(左から)ユカリ・ロバーツ理事、ベバリー・イトウ代表
兼CEO、キキョウホームのデズリー・キタガワ・エグゼクティブディレクター

 ロサンゼルスを拠点に高齢者支援を行うKeirоはこのほど、トーレンスに開設した初のボード・アンド・ケア「Keiroキキョウホーム」でオープンハウスを開催した。同施設は住宅街にある戸建てを改装したもので、カリフォルニア州社会福祉局からこのほど、高齢者向け居住型ケア施設(RCFE)の営業許可を取得した。

 Keiroは声明で、「キキョウホームは、高齢者に思いやりのある文化的背景に配慮した支援を提供するボード・アンド・ケアホーム(小規模介護付き住宅)である」と説明している。さらに、「世代を超えて、誰もがより健康で充実した生活を送れるコミュニティーづくりに取り組むKeiroの理念の一環として、キキョウホームでは入居者とその家族が尊厳と敬意を大切にしながら安全で快適な環境で過ごせるよう支援する。日常生活に必要な個別のサポートや人とのつながりケアを提供することで、Keiroのビジョンをさらに広げる施設である」としている。

 Keiroのベバリー・イトウ会長兼最高経営責任者(CEO)によると、同ホームの定員は6人で、そのうち1人は常時介助が必要またはホスピスケアを受けている人の受け入れが可能。「24時間365日、見守りと介助を提供する。24時間体制を確保するためスタッフの勤務時間を調整し、特に介助が多く必要となる時間帯には勤務時間を重ねている。例えば、朝の身支度では、トイレ、着替え、朝食の準備、身だしなみなどをサポートする」とイトウ氏は説明する。

 同ホームは、より小規模で家庭的な介護環境を希望する高齢者を対象としており、個室と相部屋を備えるほか、文化的背景に配慮したプログラムを提供。入居者同士の交流や日々の生活を充実させる活動にも力を入れている。また、裏庭につながるスロープや、手すり付きのウォークインシャワーなど、安心して暮らせる環境を整えている。

安全面に配慮し、裏庭につながるスロープや、手すり付きのウォークインシャワーを備えている

 キキョウホームのエグゼクティブ・ディレクター、デズリー・キタガワ氏は、「最も大切にしているのは、高齢者が安心し、尊重され大切にされていると感じられる家庭をつくること。ここを訪れる一人一人が、われわれが思いやりと確かな意志を持って大切に育んでいくコミュニティーの一員となる」と話した。

 イトウ氏によると、現在はまだ入居者はおらず、開設と十分なスタッフ体制の準備を進めながら入居前の審査や施設見学を行っている。イトウ氏は「キキョウホームは、地域全体で利用できる、手頃な料金で文化的背景に配慮したボード・アンド・ケアホームを実現するための第一歩である」と説明。今後、他地域への展開については、地域のニーズや不動産物件の確保状況などを踏まえて決定するとしている。

 同ホームの月額料金は、必要なケアの程度や部屋の種類によって異なる。入居を希望する地域住民は、Keiroのウェブサイト(www.keiro.org)から問い合わせを送ることができる。入居審査は申し込み順に行われるが、入居の可否は複数の要素を考慮して決定される。今後の空室や最新情報に備え希望者リストも作成する。

 詳細はウェブサイト—

 keiro.org/kkh

 (JK・ヤマモト)

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