12月29日から4日間にわたりハリウッドや、ウエストハリウッド、ノースハリウッド、シャーマンオークス周辺で連続して発生していた放火事件で2日、53件の放火に関与した容疑でハリウッド在住のドイツ国籍の男が逮捕された。
 容疑者の名前はハリー・バークハート(24)。2日深夜にサンセット・ブルバードとフェアファックス・アベニュー周辺でシェリフ局警官が同容疑者を職務質問したところ、乗っていた車から放火に使用したとみられる道具が発見され逮捕された。 
 放火現場から犯人が去る姿をとらえた防犯カメラの映像を警察当局が公表した数時間後の逮捕となった。
 連続放火事件でけが人などはでていないが、数十台の車が炎上し、被害総額は約300万ドルにも上るという。
 容疑者を逮捕したシェリフ局警官によると、防犯カメラの映像が犯人逮捕の決め手になったという。
 犯行の動機はまだ明らかになっていないが、同容疑者は同居中の母親が強制送還させられそうになっていることに腹を立て、反米感情をあらわにしていたという。
 警察当局は事件に関する情報を集めている。情報提供はロサンゼルス警察署・放火事件ホットライン、電話213・486・6890まで。

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