県人会の活動に尽力し、もっとも活躍した会員に贈られる「ウーマン&マン・オブ・ザ・イヤー」の表彰式も行われ、2012年度は照屋勝子さんと、山内浩さんが選ばれ、表彰状授与式が行われた。
理事会メンバーによる宣誓では、全員が同県人会の発展のため、今後も尽力していくことを誓い合った。
ゲストらによる鏡開きも行われ、今年の干支である辰年生まれの年女、年男も舞台に集まり乾杯の音頭をとった。
今年の新年会には第二次世界大戦の激戦地で偉大なる功績を残し、米国史上もっとも多くの勲章を受章した第442連隊戦闘団の退役軍人で、同県人会員の高嶺生順さんも参加。
高嶺さんは昨年11月に首都ワシントンで行われたオバマ大統領による日系人部隊への「議会金メダル」授与式にも出席している。この日は感謝の意を表しレイの贈呈が行われ、参加者一同は拍手で同氏のこれまでの功績と勇気をたたえた。
新年会では20代、30代の日系4世、5世の会員およそ20人がボランティアとして積極的に新年会をサポート。昼食後は、同県人会の芸能部とゲストによるエンターテインメントが披露され、琉球舞踊や民謡、太鼓、空手、フラダンスなど力の入った舞台が参加者を魅了し、琉球文化一色に染まった華やかな新年会となった。 【吉田純子、写真も】