20日にオープンするエクスポラインのカルバーシティー駅

 4月に開通したロサンゼルス・ダウンタウンとカルバーシティー間を結ぶメトロの「エクスポジション・ライン」で、工事が長引いていた終点カルバーシティー駅と、ファームデール駅の2駅が20日正午にオープンする。これにより、総工費9億3200万ドルをかけた全長8・6マイルの全12駅が利用可能となる。
 開業を記念し、同日午後5時から9時まで、カルバーシティー駅から約2ブロック西に位置するカルバーシティー・ダウンタウンでエンターテインメントなどのライブイベントが開かれるほか、ダウンタウンのレストランやショップが参加したハッピーアワーも予定している。
 カルバーシティー・ダウンタウンでの開通イベントに関する詳細はホームページで—
 www.downtownculvercity.com
 一方、カルバーシティー駅からサンタモニカの4街/コロラド通り駅までを結ぶ、全長6・6マイルの第2期工事は昨年9月に着工。2016年の開通を目指すが、ウエストロサンゼルスのシェビオット地区やウエストウッドの住民らは、メトロが提出した環境アセスメントに反発、住宅街の中を通過することによる事故や振動、騒音問題などを訴え工事差し止めを求め提訴した。しかし連邦控訴裁はメトロを支持したことから、住民らは今月、加州最高裁に上訴している。【中村良子、写真も】

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