来賓を代表し4氏が祝辞を贈り、功労表彰者の受賞に祝意を表すとともに、同協会のさらなる発展に期待を寄せた。新美潤在ロサンゼルス日本総領事は「OCJAAは、若者から年輩者までに、さまざまな分野で多大な社会貢献を果たしていて、心から敬意と謝意を表したい」と述べた。当銘貞夫・南加県人会協議会会長は、同協議会の多数の役員はOCJAAの役員でもあり、われわれは非常に深い関係にある」とし、良好な関係の維持を願った。青木義男・南加日系商工会議所会頭は、OCJAAとのコラボレーション継続に意欲的で「南加日商は、できる限りのサポートをしたい」と話した。袋井健太・JBAオレンジ郡地域部会筆頭副会長は「日系企業の成功は、地域との良好な関係を築くことが必要」と力説し、「重要なパートナーのOCJAAと積極的に交流を深めたい」と話した。
ナカザト氏
新年度の役員がアーサー・ナカザト連邦地方裁判所裁判官の立会いの下、職務を全うすることを宣誓し正式に就任した。ナカザト氏は「OCJAAは、人助けのための社会的に意義のある活動をしている。ミッション遂行のために、素晴らしい活動を継続してほしい」とエールを送った。
藤田会長は、好評のシニア会員向けのiPadセミナーや敬老ヘルス・ケア・インクと共催の介護セミナー(6月開催)など、OCJAAの新たな試みに挑んでいる。若者に対しては日本語のスピーチコンテストなどを発案し、次世代の人材育成にも力を注ぐ。日本人と日系人の連携と並行し、日本人社会のさらなる団結を呼びかけ「日系社会がまとまり、物産展などを開いて日本の魅力を紹介すれば、よりすばらしい日系社会を作ることができる」と話した。【永田潤、写真も】