新年会の最後に参加者全員で記念撮影
この日は山口新会長から2期会長を務めた小山氏に対し、記念品の贈呈も行われた。小山氏は「今後は日系社会も時代の流れに対応した運営をしていかなければならない。山口氏はその変化をくみとり、きっと手腕を発揮してくれると思います」と述べ、バトンを渡した。
同会の主な活動は、敬老ホームへの慰問と、南加日系商工会議所が毎年年末に実施している「歳末助け合い募金運動」への参加。毎年たくさんの募金を集め寄付している。来賓として出席した南加庭園業連盟の古川デリック会長、南加県人会協議会の紙本マイク副会長の祝辞に続き、南加日商の青木義男会頭は、昨年末の歳末助け合い募金でも例年に引き続き昭和会が一番多く募金したことに感謝の言葉を述べた。
初めて同会の新年会に出席した堀之内総領事はホワイトボードを携えて壇上に登場。「今年の干支『羊』は大きくなると『美』しくなる。大きな羊の道が『達』になる(古くは「達」の旧字体を使用。部首のしんにゅうが「道」を表す)。この道がやがて『達人』へと通じます。そして同時に『達者』にもなるのです。みなさんにとって今年が達者な1年になりますように」とあいさつし、思わぬ言葉遊びに会場からは歓声が上がった。