トーレンス近くのアパートの一室で16日未明、17歳の少年が拳銃を使ったゲーム「ロシアンルーレット」で遊んでいた際、自ら実弾を発砲し死亡する事件が起こった。ロサンゼルス郡シェリフ局が発表した。

 ロシアンルーレットとは数人がグループとなり、拳銃に弾丸を1発だけ入れ、シリンダーを回転させてひとりずつこめかみに銃口を向け、引き金を引いていくゲーム。
 事件はトーレンス近郊の非市政化地域、ウエストカーソン地区のアパートで発生した。当局によると、少年は38口径の回転式拳銃を使用。事件発生時、現場には少年のほか友人とみられる8人の若者がいたという。友人らは少年に銃を降ろすよう促したが、少年は聞かず、ゲームを続けていたという。
 事故が発生した現場は、少年が兄とその妻とともに住んでいたアパートだった。
 少年は頭部を負傷し、アパート向かいにあるハーバーUCLAメディカルセンターに搬送されたが、まもなく死亡が確認された。銃の入手経路などは不明。現在も調査が行われている。

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