6月に2020年東京五輪・パラリンピックで開催都市が提案できる追加種目の1次選考結果がでている。野球・ソフトボール、空手、ボウリング、ローラースポーツ、スポーツクライミング、スカッシュ、サーフィン、武術の八つの競技が通過した。
 落とされたのはパラグライダーなどの航空スポーツ、アメフト、ビリヤード、ペタンク、カードのブリッジ、チェス、フロアボール、フライングディスク、コーフボール、ネットボール、オリエンテーリング、ポロ、ラケットボール、相撲、綱引き、フィンスイミングなどの水中スポーツ、水上スキーなどの18競技。
 アメリカンフットボールが落とされたのは意外ではあるが賛成。どんなに頑張ってもアジア人と欧米人は体格からして違うもの。でも体重制を取り入れればいいかな。落とされた他のスポーツはあまりなじみがないが、説明によると結構愛好者がいるそうだ。ただ、アマとプロの区別がつきにくい競技もありそう。
 どの競技が選ばれてもスポーツ音痴の自分にとってはどうってことないが、一つだけ言わせてもらうとすれば「プロは駄目」。起きている時間の大半をそのスポーツにかけ、そのスポーツをすることでお金を稼いでいる専属選手と、学業や仕事の合間に練習しているアマチュアとでは腕に相当の開きがあるはずだ。たしかバスケにはプロ選手が出てると思うが…。
 もちろんアマとはいえ、特待生などでその競技に没頭している学生などは半分プロみたいなものだけど、それで生活しているわけではないからいいとしよう。
 野球なども一度でもプロの飯を食った人は外すくらいの制限があってもいいのでは。となると、現役大学か社会人野球の選手ということになるが、選ぶのは大変そう。
 空手や武術は流派によってルールが違うらしいから、これも統一しなければならないだろうし、世界中のルールを統一するのはもっと大変だろう。
 最終に残る競技が何であれ、選ばれた選手は正々堂々と戦ってほしい。【徳永憲治】

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