南カリフォルニア地区でガソリン小売り価格が上昇しており、2015年以降、最高値を記録した。
 エネルギー省の調査によると、カリフォルニア州では9日に15年8月以来の最高値を記録。同州のレギュラーガソリン1ガロン当たりの平均小売り価格は3・5222ドルで、昨年秋から50セント上昇した。【吉田純子】

 トリプルエー(AAA)の統計によると、13日のロサンゼルス郡のレギュラーガソリン平均小売り価格は1ガロンあたり3・589ドルで15年8月28日以来の最高値を記録。先週から1・2セント、前月比13・4セント、前年比では55・1セント上昇している。
 同日のオレンジ郡の平均小売り価格は1ガロンあたり3・559ドルで15年8月27日以来の最高値を記録。先週からは2・1セント、前月比13・8セント、前年比では53・5セント上昇した。
 ガソリン価格が上昇した原因は、原油価格の高騰だけでなく、昨年11月1日に施行された加州のガソリン税の引き上げも影響していると専門家は分析している。

Leave a comment

Your email address will not be published. Required fields are marked *