18日に死去したヨシナガさん(写真=マリオ・レイエス)
ヨシナガさんは第二次世界大戦中に日系人が立ち退きを強いられ、強制収容されたことに対して、政府に公的謝罪と補償を求めたリドレス運動で中心的な役割を果たした人物として知られる。
夫の故ジャック・ハージ・ヨシナガさんとともに、日系人強制収容の不当性を訴え続け、戦時中の日系人への扱いに関する国立公文書館所蔵の政府文書などを調査、研究した。
夫妻の尽力により、戦時中に強制収容に抵抗し不当な有罪判決を受けていた人権活動家のフレッド・コレマツ氏や元社会学者のゴードン・ヒラバヤシ氏、日系弁護士のミノル・ヤスイ氏の再審(Coram Nobis裁判)が実現し、勝利に貢献した。