◎エルビス信号機
ドイツ・ヘッセン州に在るフリートベルク市の交差点に、青信号は片手をあげダンスしている絵、赤信号はマイクを前に歌っているエルビス・プレスリーの信号ができた。どちらも一目でエルビスだと分かる図柄。
何でフリートベルクにエルビスかというと、この町はエルビスが1958年から60年にかけてアメリカ軍兵士として駐留していたところのすぐ近くで、他には「Elvis Presley Square」などがあるそうだ。
町おこしとは少し違うようだが、もともと観光客やエルビスファンが結構訪れるそうで、関係者は「新しい観光スポットとして見にきてほしい」と言っているそうな。
何となくまじめに冗談をかましているようで楽しい。
◎「Sweethearts」
バレンタインデー近くになると見かける「Sweethearts」キャンディー。
といわれてもピンとこないかもしれないが、小さなハートに「True Love」「First Kiss」「Sweet Talk」などのスイートメッセージが書かれているお菓子といえばご存知の人もいるだろう。
なんと今年はこのSweetheartsキャンディーが販売されないというのだ。
売り出してから153年続いたこの「Sweethearts」キャンディーを製造していたのは「Necco」という会社で、昨年に突然会社を閉鎖、売りに出したそうだ。最終的にSpangler Candy CompanyがSweetheartsブランドを買い上げた。
買い上げたのはいいが、バレンタインデーに間に合うように(なんと80億個をこの時期6週間で売るのだと)作るには11カ月かかるという。業務の移行や新工場の設置などで今年のバレンタインデーには間に合わず、2020年から販売する予定だとか。もしどこぞのお店で「Sweethearts」を見つけたらそれは1年以上棚か倉庫で眠っていたものということになる。賞味期限をチェックするのをお奨め。
どうしてもほしい人は「Sour Patch Kids’ new conversation hearts」なるお菓子があるそうで、今年はそれを試してみてはいかが。【徳永憲治】