作品のテーマは「Wishing tree; the challenge is to reach 10,000 wishes」と決められた。来場者がピンク色のタグに願い事を書いて木に結びつけるため、北島師は「日本の絵馬のようなものを想像してほしい」と願っている。作品については「コロナ禍で活気が失われてしまったこの時期だからこそ『Wishing Tree』のテーマに沿って、参加者1万人が夢と希望を抱いて明るい気持ちを持ってもらいたい」と発想した。
破棄される予定だった大木は、北島師とメンバー3人の合作により再び命を吹き込まれた。形を変え力強い迫力のある大作に生まれ変わり、14日から始まった同イベントで来年1月10日まで展示される。
樹齢100年のカリフォルニア・オークは、1万人参加作品として、コロナ禍の世界に向けてエールを送る。