室井会長と在ロサンゼルス日本総領事館の須賀正広首席領事は、地元日系企業の活動についてプレゼンテーションを行った。同会長は、南加が日系企業が投資する世界最大の地域だと説明し、約700社が活動、北加を含めると約1300社に上ること。南加で約5万人、加州全体では約11万3000人の雇用を創出する上、
賀詞交歓会で、室井会長が新年のあいさつに立ち、会員満足度と、他団体との交流をいっそう深めたJBAのプレゼンスの向上に意欲を示した。「役員と常任理事とともにJBA全体で盛り上げていきたい」と今年の抱負を述べ、支援を求めた。来賓を交え鏡開きをし祝杯を挙げ、おせち料理を味わった会員は1年の活動に向けて団結を強めた。
室井会長はVIPレセプションについて「交流を深めJBAを外にアピールし、返礼もできた」と喜んだ。同会長は、米国の経済回復に期待を込め「アメリカ最大の消費市場であるカリフォルニアで、日系企業が協力し合って盛り上げていきたい」と話した。気になる中韓企業については「良きライバル」とし、差別化を図るには「日本(製品)の持つクオリティーと信頼をさらに向上させ、サービス業では顧客志向の『おもてなし』を提供すればいい」と意見を述べた。JBAについては「会員企業の活動と会員家族のサポートなどは、いつの時代にも変わりはなく、われわれのミッションを継続したい」と抱負を語った。【永田潤、写真も】