ちまたでは新型コロナウイルス(COVID-19)の猛威でいろいろと無責任なうわさが出回っているようだ。
 WHOもそのことを憂慮しているようで「myth busters」というページを開設、詳しく説明している。
 主なものを上げると
―ガーリックを取るとCOVID-19にかからない。
 栄養や健康面で問題ないが、病気にかからないという証拠は見つかっていない。
―抗生物質でCOVID-19は治療できる
 抗生物質は細菌には効くがCOVID-19はウイルスなので効かない。使用する場合は医者の指示で摂取すること。
―COVID-19は蚊によって伝染する
 蚊による伝染の証拠は見つかっていない。COVID-19はくしゃみや咳など唾液の飛沫などで伝染するので手洗いなどの徹底をする。
―熱い風呂に漬かるとCOVID-19感染を防げる
 体温は平熱を守ること。熱い風呂に入ってもCOVID-19に影響はない。
 その他にも多数列記されている。
 まずCOVID-19は人から人へとうつる。経過は先に記したくしゃみや咳などの唾液の飛沫、また唾液や鼻水が付いた手でドアノブやその他の物を触ったりした後に他の人が触り、そこからうつっていくわけで「6フィート離れなさい」は、くしゃみなどの飛距離から割り出したようだ。
 やはりよく言われている「頻繁に石鹸で手をよく洗う」「水がない時はアルコールジェルなどを使用する」「目や鼻、口を手で触らない」を守り、アルコールや塩素系のクリーナーの希釈液などで触りそうなところを拭き掃除するのが個人でできる最良の方法なのだろう。
 その他にも「メールや電話で『COVID-19の検査キット、マスクなどを差し上げます』と言って、個人情報を盗むグループが出てきている」とのニュースが、信頼の置けるサイトや会社からニュースメールなどで送られてきている。
 WHOのサイトは―
https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019/advice-for-public/myth-busters【徳永憲治】

Leave a comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です